どのような仕事もそうですが、介護の仕事も決して簡単なものではありません。
覚えるべき仕事はたくさんありますし、どんどん自分でも実践していくことがとても大切になります。
…と言われても、介護の仕事ってどうやって覚えたらいいの? と疑問に思いますよね。
そこでこのページでは、介護の仕事の覚え方についてご説明していきたいと思います。

【その1】介護の仕事はまず顔と名前を一致させることから!

介護のお仕事を覚えていくための一番の近道として、まずは利用者様・入居者様の顔と名前を一致させることが大切です。

顔と名前が一致すれば、〇〇様に△△のケアを行う、というような仕事の流れをつかみやすくなります。
さらに、分からないことが出てきても、「〇〇様の△△のケアについてですが…」と、具体的に先輩介護士に質問することができますよね。

また、入居者様の顔と名前を一致させることで、間違った介護を行わないようにすることや、間違って配薬することがないようにしていくことができます。

利用者様・入居者様の命を預かっている介護士として、顔と名前を一致させるということは、第一優先の仕事でもあるのです。

〇オススメの覚え方は居室の位置!

オススメの覚え方として「居室の位置や順番と名前を書いた一覧を作成し、一致させていく」という方法があります。
夜勤の際の見回りや、普段の仕事の中で排泄介助や声かけ、入浴介助、誘導、移乗介助などでお邪魔する居室であれば、顔と名前を一致させやすく覚えやすいです。

食堂の席の位置で覚えることもオススメできますが、その日の気分によって自由に座る場所が選べる介護施設もあるため、変更がない「居室の位置での覚え方」をオススメします。

◆【その2】メモは必須!いつも紙とペンを持ち歩く癖をつける

介護の仕事では、メモとペンは必須です。
というのも、介護の仕事は、”×時×分に全員に対して△△のケアを行う”というような流れで動くわけではないからです。

ひと昔前の介護では、一斉に排泄介助を行ったりすることもありました。
ですが、今は一人一人に合った介護を行うことが大切になっているため、入居者様ごとに介護ケアの時間や流れ、方法などが全て異なります。

そのため、同じ排泄介護であっても、〇〇様には△△ケア、〇〇様には◇◇ケアというように、別の方法をとらなければなりません。

メモとペンを持ってお一人ずつの介護ケアの違いをしっかりメモし、覚えられるようにしていくことをオススメします。
もちろん、入居者様のケア中に、目の前でメモを取るということは失礼にあたりますので、一旦ケアが済んでから、先輩介護士に質問をしながらまとめるようにしましょう!

 

【その3】積極的に自分から動くようにする

何と言っても、積極的に自分から動くことが大切です。
どうすればいいのか分からない時には、先輩介護士に分かるまで質問しましょう。

質問をせずに、いつまでも分からないまま、ずっと後ろをくっつきまわっている状態では仕事を覚えることはできません。

分からないことを質問することは、むしろ先輩介護士からすれば有難いことです。
失敗を怖がっていることより、たとえ失敗をしても積極的に質問をして覚えていこうとする姿勢が見られる新人介護士のほうが、ずっと印象は良いでしょう。

分からないことをそのままにしない、ということが、仕事の覚え方として一番大切でもあります。


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