介護現場で役立つおすすめの3冊を紹介

介護職には、医療の知識をはじめ、利用者とのコミュニケーションスキルのほか、最近ニーズが高まっている認知症ケアなど、幅広い知識やスキルを現場で活かせる力が求められています。
そこで今回の記事では、介護現場で業務内容に合わせてチェックしたり、普段から簡単に知識やスキルの再確認ができる本をご紹介します。
介護現場の勉強で働くときにおすすめの書籍を3冊厳選してみます。

おすすめ書籍 その1「完全図解 介護に必要な 医療と薬の全知識 (介護ライブラリー)」

在宅医療のスペシャリストと介護のカリスマの著者ふたりによる、新しい高齢者ケアの教科書です。

受診をすべき症状のチェックポイントや救急車を呼ぶタイミング、がんや糖尿病、認知症など高齢者に多い病気の復習ポイント、在宅介護や施設介護の考え方など、医療の角度から見た介護の知識のアップデートや再確認に役立ちます。

文章がわかりやすくシンプルで、観察のポイントがはっきりしているため、とても使いやすくまとまっています。

介護職はもちろんのこと、これから介護を始める、在宅介護をしているといった家族にもおすすめしたい一冊です。

おすすめ書籍 その2「介護で使える言葉がけ シーン別実例250」

介護の現場では、利用者に対する言葉がけ次第で、介護業務のしやすさや、スタッフと利用者とのコミュニケーションの質が大きく変わります。
介護職が悩みがちなシーン別にポイントを押さえたテクニックを紹介しているお勧めの1冊です。

なかなか食べない、起きてこないといった、施設の日常によくあるケースをうまく乗り切る方法が詳細にまとまっているので、現場で悩んだときに見返すのもよいでしょう。

在宅介護にも使える内容になっているため、家族からの介護相談に答えるときの材料にも使えます。

おすすめ書籍 その3「マンガでわかる! 認知症の人が見ている世界 (健康実用)」

急速にニーズが増加している認知症ケア。

要介護度が上がるにつれて認知症の症状が進行するケースが多いため、施設介護では認知症への対応をするところが増えています。
認知症の人へのケアは、心理的な負担が大きいため、病気の背後に隠れている言動のメカニズムを知ることが必要です。

一見、意味がないように見える行動や言葉でも、必ず認知症の人には理由やこだわりを持っています。

認知症の人が見えている世界や実際の現場でのケースを学びながら、認知症への理解を深めて、介護に役立てましょう。

ネットの時代だからこそ!書籍で知識を身につける

必要な情報はネットで何でも手に入る時代。
活字が苦手な方や、読書の時間が取れない方もいらっしゃるかもしません。

しかし、介護という仕事はネットで得た知識だけで収まるわけではありません。

現場で身に着ける知識も大事ですが、是非今回ご紹介した書籍を基に自らの介護への知識くを存分深めてみてはいかがでしょうか。


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