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実務者研修資格を取る年齢に適正はある?!

実務者研修資格を取る年齢に適正はある?!
 

実務者研修に受講資格はあるのか

実務者研修は、質の高い介護サービスを提供するための実践的な知識と技術を習得する研修です。
厚生労働省「実務者研修の指定基準について」によると、受講にあたって特別な資格や実務経験は必要ありません。

受講要件の有無

項目 要件
学歴 不問
年齢 不問
実務経験 不問
保有資格 不問
国籍 不問(日本語での受講が可能であれば可)

未経験の方でも受講できますが、実務者研修のカリキュラムは介護の専門知識を前提に構成されています。
介護の基礎知識がない状態で受講すると、専門用語の理解に苦労する場合があります。
介護未経験の方は、先に介護職員初任者研修を修了してから実務者研修を受講すると、学習がスムーズに進みます。

外国籍の方の受講について

実務者研修は国籍を問わず受講できます。
カリキュラムは日本語で進行するため、日本語の読み書きと聞き取りができることが前提となります。

近年、介護業界では外国籍の方の活躍が増えています。
クリエ福祉アカデミーでは、外国籍の受講生に配慮し、総ルビ付きのテキストと通信課題を提供しています。
漢字の読みに不安がある方でも、安心して学習を進められる環境を整えています。

実務者研修に年齢制限はあるのか

実務者研修に年齢制限はあるのか

実務者研修に年齢制限は設けられていません。
厚生労働省の指定基準にも、年齢に関する規定は存在しません。

ただし、スクールによっては独自の受講条件を設けている場合があります。
たとえば、未成年の方の受講には保護者の同意を求めるスクールや、妊娠中の方の受講を制限するスクールもあります。
受講を検討される際は、各スクールに直接確認することをおすすめします。

実際の受講者層

介護業界では30代から60代まで幅広い年齢層の方が活躍しています。公益財団法人介護労働安定センター「令和6年度 介護労働実態調査」(2025年7月公表)によれば、介護職員の平均年齢は約48.7歳で、50代・60代の職員も多く就労しています。

クリエ福祉アカデミーでは、70代の方も実務者研修を受講しています。
「この年齢から始めても大丈夫だろうか」と不安に思う方もいますが、学ぶ意欲があれば年齢は関係ありません。
実際に、定年退職後に介護業界へ転職する方や、家族の介護をきっかけに資格取得を目指す方など、さまざまな背景を持つ受講生が学んでいます。

介護業界は他業種と比較して平均年齢が高い傾向にあります。介護職員全体の平均年齢は48.7歳です。
40代・50代からキャリアをスタートする方も多く、年齢を重ねてからでも十分に活躍できる業界といえます。

実務者研修のカリキュラムと受講期間

研修時間と期間

厚生労働省「実務者研修の指定基準について」により、無資格の方が実務者研修を修了するには、450時間以上の研修を6ヶ月以上かけて受講する必要があります。

研修は20科目で構成されており、介護の基礎から医療的ケアまで幅広い内容を学びます。
カリキュラムのうち405時間は通信学習が認められていますが、「介護過程Ⅲ」(45時間)と「医療的ケア」の演習は通学での受講が必須です。

主なカリキュラム内容

  • 人間の尊厳と自立
  • 社会の理解Ⅰ・Ⅱ
  • 介護の基本Ⅰ・Ⅱ
  • コミュニケーション技術
  • 生活支援技術Ⅰ・Ⅱ
  • 介護過程Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ(Ⅲは通学必須)
  • 発達と老化の理解Ⅰ・Ⅱ
  • 認知症の理解Ⅰ・Ⅱ
  • 障害の理解Ⅰ・Ⅱ
  • こころとからだのしくみⅠ・Ⅱ
  • 医療的ケア(講義50時間+演習)

医療的ケアでは、たん吸引(口腔内・鼻腔内・気管カニューレ内部)と経管栄養(胃ろう・腸ろう・経鼻経管栄養)について学びます。
これらの知識と技術は、介護現場で求められる場面が増えています。(本研修だけでは実際の喀痰吸引を行うことはできません。別途実地研修が必須となります)

保有資格による受講時間の免除

すでに介護関連の資格を保有している場合、一部科目が免除され、受講時間を短縮できます。
厚生労働省「実務者研修における『他研修等の修了認定』の留意点について」に基づく免除時間は以下のとおりです。

保有資格 必要な受講時間 免除時間 最短受講期間の目安
無資格 450時間 なし 約6ヶ月
介護職員初任者研修(ホームヘルパー2級) 320時間 130時間 約2〜4ヶ月
ホームヘルパー1級 95時間 355時間 約1〜2ヶ月
介護職員基礎研修 50時間 400時間 約1ヶ月

※上記に加えて、医療的ケアの演習が別途必要です。

介護職員初任者研修を修了している方は、受講時間が130時間免除されます。
効率的に実務者研修を取得したい場合は、先に初任者研修を修了してから実務者研修を受講する方法が有効です。

受講期限と修了証明書の有効期限

受講期間と受講期限(有効期限)について

受講期間とは、研修を修了するまでに必要な標準的な期間を指します。
一方、受講期限(有効期限)とは、受講を開始してから修了までに認められる最長の期間を指します。
体調の変化や仕事の都合などで受講期間内に修了できなかった場合、この受講期限の範囲内であれば学習を継続できます。

東京都の場合、各スクールとも基本の受講期間は6ヶ月です。
受講期限はスクールが独自に設定しており、1年のスクールもあれば3年としているスクールもあります。
クリエ福祉アカデミーでは受講期限を3年と設定しているため、働きながら受講する方や学習が一時的に中断する可能性がある方でも、余裕を持って修了を目指せます。

なお、スクールによって受講スタイルも異なります。
クリエ福祉アカデミーでは、受講開始後に通信課題を進めながらスクーリングの日程を自由に選択できます。
一方、通信課題の開始月とスクーリング日程があらかじめ決められているスクールもあります。
受講を検討する際は、受講期限だけでなく、スクーリングの日程選択の自由度も含めて各スクールに確認することをおすすめします。

修了証明書の有効期限

実務者研修の修了証明書に有効期限はありません。
一度修了すれば、更新の必要なく永続的に資格として活用できます。
修了証明書は、介護福祉士国家試験の受験申込みや転職時の履歴書添付に使用するため、大切に保管してください。

実務者研修修了後のキャリアパス

実務者研修に受講資格はあるのか

実務者研修を修了すると、介護職としてのキャリアの選択肢が広がります。

介護福祉士国家試験の受験資格

実務者研修修了は、介護福祉士国家試験の受験要件の一つです。
公益財団法人社会福祉振興・試験センターによると、実務経験ルートで介護福祉士を目指す場合、以下の要件を両方満たす必要があります。

  • 実務経験3年以上:従業期間1,095日以上かつ従事日数540日以上
  • 実務者研修修了:または介護職員基礎研修と喀痰吸引等研修(3号研修を除く)の両方を修了

【注意】 実務者研修を修了しただけでは、介護福祉士国家試験は受験できません。
実務経験の要件も満たす必要があります。
受験申込み時点で実務経験が3年に達していなくても、試験実施年度の3月31日までに要件を満たす見込みがあれば、「実務経験見込み」として申込みが可能です。

サービス提供責任者への道

2019年4月より、訪問介護事業所のサービス提供責任者になるには、実務者研修の修了または介護福祉士の資格が必要になりました。
実務者研修を修了すれば、サービス提供責任者としてキャリアアップを目指すことができます。

給与面でのメリット

厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果」によると、月給制・常勤の介護職員の平均給与額(2024年9月時点)は以下のとおりです。

保有資格 平均給与額(月額)
介護福祉士 339,960円
実務者研修 327,260円
介護職員初任者研修 311,290円
保有資格なし 290,620円

※平均給与額=基本給(月額)+手当+一時金(4〜9月支給金額の1/6)

実務者研修を修了すると、無資格の方と比較して月額約37,000円の差があります。
さらに介護福祉士を取得すれば、実務者研修修了者と比較して月額約13,000円の上乗せが期待できます。

受講費用と活用できる給付金制度

受講費用の目安

実務者研修の受講費用は、スクールや保有資格によって異なります。
無資格の方の場合、10万円〜15万円程度が相場です。
介護職員初任者研修を修了している方は、免除科目があるため5万円〜14万円程度で受講できる場合があります。
テキスト代が別途必要なスクールもあるため、申込み前に総額を確認してください。

活用できる給付金・助成金制度

受講費用の負担を軽減できる制度があります。

教育訓練給付金制度

厚生労働省が実施する制度で、雇用保険の加入期間などの要件を満たす方が対象講座を修了した場合、受講費用の一部が支給されます。
専門実践教育訓練給付金を活用すると、受講費用の最大80%が支給される場合があります。
詳細は最寄りのハローワークで確認してください。

自治体の助成金・補助金

各自治体では、介護職員資格取得支援事業などの名称で補助金を用意している場合があります。
自治体によっては受講費用の全額を補助するケースもあるため、お住まいの自治体の情報を確認することをおすすめします。

クリエ福祉アカデミーの実務者研修

クリエ福祉アカデミーでは、働きながら無理なく資格取得を目指せる実務者研修を提供しています。

クリエ福祉アカデミーの特徴

受講期限3年

余裕を持って学習を進められます。
仕事や家庭の都合で学習が中断しても、3年以内であれば修了を目指せます。

総ルビ付きテキスト・通信課題

外国籍の受講生が増えていることを受け、クリエ福祉アカデミーでは総ルビ付きのテキストと通信課題を提供しています。
漢字の読みに不安がある方でも、スムーズに学習を進められます。

70代の方も受講中

クリエ福祉アカデミーでは、70代の方も実務者研修を受講しています。
年齢に関係なく、介護の知識と技術を身につけたい方を歓迎しています。

振替制度あり

急な予定変更にも対応可能です。
スクーリングに参加できなかった場合でも、別日程への振替ができます。

介護未経験者には「ダブル受講」がおすすめ

介護職の経験がない方には、初任者研修実務者研修を続けて受講する「ダブル受講」をおすすめしています。

実務者研修のカリキュラムは、介護の基礎知識があることを前提に構成されています。
初任者研修を先に受講することで、介護の基本的な考え方や技術を身につけてから実務者研修に進めます。
結果として、実務者研修の学習がスムーズに進み、理解も深まります。

また、初任者研修を修了すると、実務者研修の受講時間が130時間免除されます。
初任者研修の130時間と実務者研修の320時間を合わせても、無資格から実務者研修を受講する450時間と同じ時間数です。
基礎からしっかり学びたい方は、ダブル受講をご検討ください。

お問い合わせ

実務者研修の受講をお考えの方は、まずは無料の資料請求や教室見学(要予約)にお申し込みください。受講期間や費用、スケジュールについて詳しくご説明いたします。
外国籍の方や、年齢に不安のある方からのご相談も歓迎しています。
実務者研修の講座情報はこちらから

まとめ

実務者研修には年齢制限がなく、学歴や実務経験も問われません。
50代・60代で資格を取得する方も多く、クリエ福祉アカデミーでは70代の方も受講しています。
介護業界でのキャリアアップに年齢は障壁になりません。

ただし、以下の点には注意が必要です。

  • 無資格の方は450時間以上・6ヶ月以上の受講が必要
  • スクールによって受講期限が異なる(確認必須)
  • 実務者研修を修了しただけでは介護福祉士国家試験は受験できない(実務経験3年以上も必要)
  • 介護未経験者は初任者研修から始める「ダブル受講」がおすすめ

実務者研修は、介護福祉士を目指すための通過点であり、サービス提供責任者へのキャリアアップにも必須の研修です。
介護業界で長く活躍したい方は、ぜひ実務者研修の受講をご検討ください。

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