実務者研修は最短でどのくらい日数が必要?

実務者研修は、初任者研修より専門的な知識や技能を多く学ぶことになります。

国家資格である介護福祉士の受験資格にもなるくらいですから、かなり水準の高い研修内容のため、実務者研修の受講に必要な時間は、450時間と長くなっています。

ただし、介護資格の取得者は、学習内容を読み替えることができ、受講を免除される場合があります。

■所持資格別 受講時間数一覧

所有資格 通信時間(自宅学習) 通学時間 合計 免除時間
初任者研修・ヘルパー2級 275時間 介護過程Ⅲ45時間(6日間)+
医療的ケア演習12時間(2日間)
320時間 130時間
ヘルパー1級 50時間 95時間 355時間
ヘルパー3級 375時間 420時間 30時間
無資格 405時間 450時間 0時間
介護職員基礎研修 50時間 医療的ケア演習12時間(2日間) 50時間 400時間

※医療的ケアは、上記研修時間とは別に演習があり、スクールによって演習時間は異なります。上記の通学日数についてはクリエ福祉アカデミーで受講した場合になります。

一覧表のとおり、初任者研修や以前のホームヘルパー2級の修了者は、130時間が免除されますし、ホームヘルパー1級の修了者だと355時間、介護職員基礎研修だと400時間免除されるので、かなり軽減されます。 このため、介護の資格の有無により、2カ月~6カ月以上など、修了までの期間は人により異なってきます。また、実務者研修の研修時間のほとんどが通信による自宅学習となり、スクーリングはわずか8日間で、無理なく仕事をしながら自分のペースで取得が可能です。

実務者研修を受けるのにはどんな流れがあるの?

実務者研修を介護福祉士の受験資格として修得したいと考えている人は、介護福祉士の試験を受けるタイミングを念頭に計画をたてるとよいでしょう。

国家試験は年に1度しかチャンスがありません。介護福祉士の試験は、毎年、筆記試験が1月、実技試験が3月に行われます。その手前でいくつかの模擬試験などを受けておくと安心ですので、試験や模試の日程をみながら予定を入れましょう。
※実務経験3年以上の方は、実務者研修修了と合わせて受験資格となり、実技試験が免除されます。

例えば、介護福祉士の受験を意識した場合だと、次のような流れで実務者研修を受講すると効果的です。

4月:実務者研修の申し込み、受講スタート
5月~10月:自宅学習(275時間)/スクーリング(8日間)で実務者研修を受講
     ※初任者研修・ヘルパー2級の場合
8月~9月:受験申し込み
10月~12月:実務者研修を修了、介護福祉士の模試などで受験対策
翌年1月、3月:介護福祉士受験
3月:合格発表、介護福祉士登録(免許取得)

実務者研修を取得するタイミングで注意する点は?

実務者研修そのものは、いつから受講し始めても違いはありませんが、介護福祉士の受験資格として修得を目指す人は、試験の日程をしっかりと確認しておくことが重要です。

受験資格として、介護福祉士国家試験を受験する年の前年の12月末までに実務者研修を修了している必要があります。(例:2021年1月に受験する場合、2020年12月末までに修了)年末ぎりぎりに修了するようなスケジュールだと、間に合わない可能性もありますから、余裕をもった期間を確保して受講しましょう。

また、受験のタイミングに合った講座は、申込みが集中してとれないということも起きるかもしれませんので、早め早めの情報収集をおすすめします。

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