介護職でのキャリアアップについて

介護職としてキャリアアップしたいとき、将来的な目標を立てて働くことが大切になってきます。
しかし、キャリアアップの方法やキャリアを積むことでどのような道に進むことができるのか、あまりイメージできない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、介護職としてのキャリアアップ方法やおすすめの目標設定方法をご紹介していきます。

「もっと働きがいのある仕事がしたい」「給与や待遇の良い立場になりたい」と考えている方は、ぜひチェックしてください。

介護職のキャリアアップ方法には大きく3つある

介護職としてキャリアアップを目指す場合、大きく分けて次の3つの方法があります。

      1.資格を取得する
      2.経験やスキルを磨く
      3.転職や独立をする
    ■1.資格を取得する

介護職がキャリアアップを目指すときは、とくに資格の取得が鍵を握ります。

利用者の身体に直接触れる介助は介護職員初任者研修以上の資格がなければできません。
介護職を目指す多くの方々がこの初任者研修資格からスタートします。
キャリアアップに重要なのは、その後の実務者研修と介護福祉士資格への挑戦です。
この中上級資格は介護施設の管理者や施設長、生活相談員、ケアマネジャーなどの役職で働く場合に必要となる資格です。
また、重要な責任者ポジションである「サ責(サービス提供責任者)」になるためには実務者研修以上の資格が必須です。
ケアマネージャーと連携し訪問介護サービスの計画書作成、利用者家族へのサービス説明などを行います。

上位資格の取得よって仕事の幅が増え、管理やマネージメント業務に携わることができます。
キャリアアップへの第一ステップはまず資格取得を目標にしてみるといいでしょう。

    ■2.経験やスキルを磨く

介護職はただ資格があるからといって、現場ですぐに十分な活躍ができるわけではありません。
介護職として働く以上、介護の専門知識やスキルを磨く、経験や実績を積むことはとても大切です。
介護資格に基づいて介護現場で活躍していけば、自分自身の経歴(キャリア)を高めることができます。

実際の介護現場で日々業務をしながら、介護資格の取得を通じて学んだ専門知識や介護スキルに磨きをかけ、フィードバックを繰り返す姿勢が求められます。
そのため、まずは様々な業務に挑戦してみることが重要です。
できる仕事に自ら手を上げ、とにかく場数を踏んでみましょう。

利用者の安全と生命に関わる業務なだけに、正しい知識で経験を積み自信を付けることが大切です。

    ■3.転職や独立をする

介護資格や現場での経験やスキルを活用し、転職する道も視野に入れておくといいでしょう。
様々な職場環境で多くの方と仕事をすることは、それ自体が自らの経験値となり、その後のキャリアにおいてもプラスに働くでしょう。
より大きな責任ある立場として迎えられる、給与や待遇が高くなるなど、前職の経験が評価されれば満足のいくキャリアアップが実現できます。

また、将来的に独立をして介護事業所を起ち上げるのもおすすめです。
介護の知識や経験をベースに、自分がイメージする介護事業所を運営すれば、利用者が喜ぶきめ細かなサービスが提供できます。
自らが思い描く介護の在り方を体現できることは、キャリアにおいて目指すべき頂点とも言えるのではないでしょうか。

自分に合った介護職のキャリアプランを考えよう

キャリアアップを実現するためには、目標の立て方も大切になってきます。
漠然とした目標だけでは、長い道のりを想像してしまうかもしれません。

おすすめの目標設定方法は、先の長い目標から短い目標を逆算していくことです。
例えば10年後にサ責となることを目標とした場合、7年→5年→3年→1年→6ヶ月→3ヶ月と順番に、自分がどうあるべきか、なりたい自分をメモしていきます。
そして、それぞれの期間の目標を達成するためにやるべき行動を書き出してみてください。
これをより細かく設計することで、明日やるべきこと、来週やるべきことまで全て明確となっていき、キャリアアップの実現がより近づいていきます。
キャリアアップを目指す方は、まずはこの通りにキャリアスケジュールを設計してみてください。

クリエでは、初任者研修、実務者研修、介護福祉士資格取得からその後の就職支援まで一貫してサポートしています。
キャリアアップを目指す方、まずは一度ご相談ください。
クリエなら、皆さんに合ったキャリアプランの設計をご提案できます。


介護の求人

オープン1年以内新規求人特集
キャリアアップ!リーダー候補
ケアマネ・PT特集

アーカイブ