実務者研修とはどんなもの?

実務者研修とは、介護福祉士の国家試験を受けるために必要な研修です。
介護福祉士の国家試験の受験資格として、介護の現場での実務経験が3年以上であることと、実務者研修を修了することが義務付けられています。

実務者研修を修了すれば、より専門的な介護の知識が身につき、給与や待遇がよくなります。
介護職員として、将来キャリアアップを目指している方は、実務者研修を受講することで多くのメリットを得ることができます。

実務者研修を受講する方法にはどんなものがあるの?

実務者研修を受けるためには、クリエ福祉アカデミーの場合、ホームページ・郵送・FAXなどでお申し込みいただけます。
その後、毎月1日か15日に教材、受講証、学習手引きなどが届き自宅学習開始となります。
実務者研修は初任者研修と違い、自宅学習がメインとなるため仕事の合間や休みの日など好きな時間に学習を進めていただけます。
実務者研修の受講科目については、基礎研修・ホームヘルパー1級・2級・初任者研修の資格を持っている方は免除になる科目もあります。

■介護職員基礎研修・・・・ 医療的ケア以外すべて免除(受講時間 50時間に短縮)
■ホームヘルパー1級・・・・介護過程Ⅲ、医療的ケア以外すべて免除(受講時間 95時間に短縮)
■ホームヘルパー2級・・・・人間の尊厳と自立、社会の基本Ⅰ、介護の基本など8科目免除(受講時間 320時間に短縮)
■介護職員初任者研修・・・・人間の尊厳と自立、社会の基本Ⅰ、介護の基本など9科目免除(受講時間 320時間に短縮)

介護過程と医療的ケアの通信課題が修了すれば通学講習がスタートし、その他の科目については通学しながら進めていただきます。
すべての講習を終えられると、修了証が発行されます。

実務者研修を修了すれば幅広い仕事ができる

実務者研修を修了すると3年以上の実務経験の後、介護福祉士の受験資格を取得できるというメリットだけでなく、実務者研修の有資格者は「サービス提供責任者」としてより幅広い職務に就けるという大きな利点があります。

「サービス提供責任者」は「サ責」とも呼ばれ、、利用者さまとヘルパーとケアマネージャーをつなぐコーディネーターとなって活躍しています。
サービス提供責任者の具体的な仕事は、「利用者の申し込みに関する調整」「利用者さまとの面談」「サービス担当者会議への参加」「訪問介護計画書の作成」「ヘルパーのサポート」など多岐にわたります。

また、実務者研修を修了していれば、「たん吸引」「経管栄養(胃ろう)」などの医療的なケアを行うための基礎知識を得て、実地研修を受けることで処置ができるようになります。
実務者研修を修了するのは介護の現場ではとてもメリットが大きいといえるでしょう。

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