実は順序は関係ない?!

介護の資格と言われてパッと閃くのは、「介護職員初任者研修」「実務者研修」「介護福祉士」「ケアマネジャー」といったところでしょうか。 実はこれらの資格は全て取る順序が決まっているというわけではありません。 例えば、介護職員初任者研修と実務者研修の2つの資格の場合、どちらから先に取っても問題がないのです。反対に、介護福祉士とケアマネジゃーは取得するために必要な資格や経験が求められます。 つまり、資格によっては取る順序は関係がなく、未経験かつ知識もない状態でいきなり学ぶことができるということです。

それぞれの資格に必要な受験資格は?

介護職員初任者研修・実務者研修・介護福祉士・ケアマネジャー、これらの4つの資格を取るために必要となる受験資格を見ていきましょう。

〇介護職員初任者研修・・・未経験から受講することができ、必要な資格は特になし。
〇実務者研修・・・介護職員初任者研修の上位資格となるが、未経験から受講することができ、必要な資格は特になし。
〇介護福祉士・・・国家資格であるため、実務経験3年以上+実務者研修の修了が求められる(実務経験ルートの場合)
〇ケアマネジャー・・・介護福祉士や医師、社会福祉士など特定の国家資格を保有していること、もしくは、介護施設などで相談援助業務などに従事していること。

このように、その資格をとるために必要な受験資格が設けられているものと設けられていないものがあり、介護職員初任者研修と実務者研修は、広く多くの方に開かれている資格であることが分かります。

取得するなら介護職員初任者研修から

介護の資格をとる順序は特に関係ないとお伝えしましたが、あえて順序をつけるとすれば、以下のようになります。

1.介護職員初任者研修を受講して、介護の基礎知識と基礎技術を身につける。
2.実際に介護施設にて働き、知識と経験を積む。
3.実務者研修を受講して、さらに知識と経験を増やしていく。
4.介護士として働き実務経験が3年以上経過したら、介護福祉士の国家試験にチャレンジする。
5.介護福祉士として十分に働けるようになってから、今度はケアマネジゃーの資格を取得して広く介護現場を見ることができるようにする。

このような順序で介護の資格を取得していくと、スムーズにキャリアアップができるかと思います。


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