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介護の仕事に向いている人の特徴とは?性格タイプ別に合う職場も解説

介護の仕事に向いている人の特徴とは?性格タイプ別に合う職場も解説
 

介護の仕事に「向き不向き」はあるのか

介護の仕事に向き不向きってあるの?

「自分は介護の仕事に向いているだろうか」と悩む方は少なくありません。
結論から言えば、介護の仕事にも向き不向きはあります。
ただし、それは「向いていなければ働けない」という意味ではありません。

介護の現場には、特別養護老人ホームや訪問介護、デイサービスなど、さまざまな職場があります。
求められるスキルや働き方は施設ごとに大きく異なるため、ある職場では力を発揮しにくくても、別の職場では活躍できるケースが多いのが実情です。

介護労働安定センターの「令和6年度介護労働実態調査」によると、訪問介護員・介護職員の2職種計の離職率は12.4%で、全産業の平均離職率14.2%(厚生労働省「令和6年雇用動向調査」)を下回っています。
かつて2007年度には21.6%だった数値から大幅に改善されており、同調査では「仕事の内容・やりがい」や「職場の人間関係」に対する満足度も高い水準を示しています。

つまり、介護は「働き続けやすい環境」が整いつつある業界です。
あとは、自分の性格や強みに合った職場を見つけられるかどうか。
ここからは、介護の仕事に向いている人の特徴と、性格タイプ別に合う施設を具体的に紹介していきます。

介護の仕事に向いている人の5つの特徴

介護の仕事で力を発揮しやすい人の特徴を5つに整理しました。

特徴 介護現場での活かし方
人の話にじっくり耳を傾けられる 利用者様の不安や要望を引き出し、信頼関係を築ける
ちょっとした変化に気づける観察力がある 体調変化の早期発見や事故予防につながる
同じ作業を丁寧に続けられる 日々変わる利用者様の状態に合わせた対応ができる
チームで協力して働ける 多職種連携のなかで自分の役割を果たせる
人の役に立つことにやりがいを感じる 介護職ならではの「ありがとう」がモチベーションになる

それぞれの特徴について詳しく解説します。

特徴1:人の話にじっくり耳を傾けられる人

介護の仕事は、利用者様との会話が業務の土台になります。
食事や入浴の介助をしながら「最近、膝が痛くてね」「孫が来てくれたの」といった日常の話に耳を傾ける場面が日々あります。

特に大切なのが傾聴のスキルです。
たとえば、利用者様が「別に何もない」とおっしゃっていても、表情や声のトーンから本当は不安を抱えていることに気づけるかどうか。
こうした聴く力がある方は、利用者様やご家族から信頼され、介護の現場で力を発揮できます。

特徴2:ちょっとした変化に気づける観察力がある人

介護の現場では、利用者様の体調や気分の変化にいち早く気づくことが求められます。

たとえば、いつもは食事を完食する方が半分しか食べなかった、歩き方がいつもより不安定になっている、表情が暗い。
こうした小さな変化を見逃さず、看護師やケアマネジャーに報告できる観察力がある方は、介護の仕事に向いています。

日常生活のなかで「あの人、今日は元気がないな」と周囲の変化に気づくことが多い方は、この力をすでに持っているといえます。

特徴3:同じ作業を丁寧に続けられる人

介護の仕事には、食事介助、排泄介助、入浴介助、移乗介助など、毎日繰り返す業務がたくさんあります。
一見同じ作業に見えても、利用者様の体調や気分は日によって異なるため、毎回同じ対応が正解とは限りません。

「昨日と同じやり方で大丈夫だろう」ではなく、「今日の状態はどうだろう」と一つひとつの場面に丁寧に向き合える方は、利用者様にとって安心できる存在になれます。

特徴4:チームで協力して働くのが得意な人

介護の仕事は、一人で完結することがほとんどありません。
介護職員同士はもちろん、看護師、理学療法士、ケアマネジャー、生活相談員など多くの専門職と連携しながらケアにあたります。

リーダーシップを発揮して周囲をまとめるタイプの方はもちろん向いていますが、誰かに頼まれた仕事を確実にこなせる縁の下の力持ちタイプの方も、チームにとって欠かせない存在です。

介護労働安定センターの調査では、採用がうまくいっている事業所の理由として「職場の人間関係がよいこと」が62.7%で最も多く挙げられています(令和5年度介護労働実態調査)。
職場の人間関係を大切にできる方は、介護の現場で長く活躍できる傾向があります。

特徴5:人の役に立つことにやりがいを感じる人

介護労働安定センターの「令和5年度介護労働実態調査」(労働者調査)によると、介護の仕事を選んだ理由として最も多かったのは「働きがいのある仕事だと思ったから」で42.3%でした。
次いで「資格・技能が活かせるから」(29.5%)、「人や社会の役に立ちたいから」(27.4%)と続いています。

利用者様から「ありがとう」と言ってもらえる瞬間や、リハビリを経て自分でできることが増えた方の笑顔を見られることは、介護職ならではのやりがいです。
誰かの役に立ちたいという気持ちが自然と湧いてくる方は、介護の仕事に向いています。

性格タイプ別・あなたに合う介護施設はここ

性格タイプ別・あなたに合う介護施設はここ

ここまで紹介した5つの特徴に心当たりがある方は、次に「どの施設が自分に合うか」を考えてみましょう。

施設の種類 利用者様の介護度 夜勤 主な業務の特徴 こんな方に向いている
有料老人ホーム 低〜高(施設による) あり 接遇重視、多職種連携 接遇スキルを磨きたい方、キャリアアップ志向の方
特別養護老人ホーム 高い(原則要介護3以上) あり 身体介護中心 介護技術をしっかり身につけたい方
介護老人保健施設 中〜高 あり リハビリ支援、医療連携 医療チームとの連携に興味がある方
サービス付き高齢者向け住宅 低い(一般型の場合) 施設による 見守り、生活相談 日常会話や相談対応を大切にしたい方
訪問介護 低〜高 基本なし 1対1の在宅ケア 一人一人にじっくり寄り添いたい方、時間の柔軟性を求める方
グループホーム 認知症の方 あり 認知症ケア、生活支援 少人数で丁寧なケアをしたい方
デイサービス 低め 基本なし レクリエーション、入浴・食事介助 レクリエーションが好きな方、夜勤なしで働きたい方

各施設で実際にどのような業務があるのか、働き方の特徴を解説します。

有料老人ホーム ― 接遇重視の環境でキャリアを積める

有料老人ホームは、介護付き・住宅型が主流です。
認知症ケアやリハビリに力を入れている施設もあれば、ホテルのような接遇を重視する施設もあります。
運営する企業や施設ごとにサービス内容が大きく異なるため、就職前の見学や説明会で施設の方針を確認しておくことが大切です。

医師、看護師、理学療法士など多職種と連携してケアにあたるため、他の専門職の視点を学びながらスキルアップできる環境です。
大手の有料老人ホームでは研修制度が充実しているところも多く、未経験から生活相談員や施設長へとキャリアを広げていける道筋が用意されています。

特別養護老人ホーム(特養) ― 身体介護の経験を日常的に積める

特別養護老人ホームは、原則として要介護3以上の方が入所する施設です。
要介護1・2の方でも認知症や虐待などやむを得ない事情がある場合は特例入所が認められますが、基本的に介護度の高い方が多く、身体介護のスキルを日々の業務のなかで身につけられます。

施設の構造には「従来型」と「ユニット型」があり、働き方が異なります。

項目 従来型 ユニット型
居室の形態 4人部屋など多床室が中心 個室(10名前後で1ユニット)
スタッフの配置 複数名が大人数の利用者様を担当 少人数のスタッフが固定で担当
ケアの特徴 先輩と一緒に対応しやすく業務を覚えやすい 一人ひとりに寄り添ったケアが可能
向いている方 介護が初めてで段階的に学びたい方 利用者様との信頼関係をじっくり築きたい方

介護老人保健施設(老健) ― リハビリ支援を通じて在宅復帰を見届けられる

介護老人保健施設は、病院を退院した後、自宅に戻るまでのリハビリや介護を提供する施設です。
看護師、理学療法士、作業療法士、医師などが常駐しており、多職種連携のもとで利用者様の在宅復帰を目指します。

入所期間の目安は3〜6ヶ月程度で、3ヶ月ごとに入所継続の判定が行われます。
在宅復帰を目標とする施設のため利用者様の入れ替わりは多くなりますが、リハビリを経て自宅に戻れるようになった方の姿を見届けられることは、大きなやりがいになります。
医療的なケアの知識も身につくため、将来的に介護福祉士やケアマネジャーを目指す方にとっても貴重な経験が積める環境です。

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住) ― 見守りと生活相談が中心

サービス付き高齢者向け住宅には、介護サービスを外部事業者から受ける「一般型」と、施設内で提供する「介護型」があります。

一般型の場合、主な業務は安否確認(見守り)と生活相談です。
利用者様は比較的お元気な方が多く、日常の会話を楽しんだり、困りごとの相談に乗ったりする場面が中心になります。
レクリエーションの企画や運営を任されることもあるため、行事やイベントを盛り上げるのが得意な方も活躍できます。

訪問介護 ― 1対1でじっくり向き合える在宅ケア

訪問介護員(ホームヘルパー)は、利用者様のご自宅を訪問して身体介護や生活援助を行う仕事です。
なお、訪問介護員として働くには介護職員初任者研修以上の資格が必要です。

基本的に一人で訪問してサービスを提供するため、利用者様一人ひとりにじっくり寄り添いたい方に向いています 施設のように同僚が常にそばにいる環境ではない分、職場の人間関係に悩まされにくいというメリットもあります。
勤務する時間帯や曜日を自分の生活スタイルに合わせて調整しやすいため、子育て中の方や家庭の事情に合わせて働きたい方にも人気があります。

グループホーム ― 少人数の家庭的な環境で認知症ケアを学べる

グループホームは、認知症と診断された方が5〜9名程度の少人数で共同生活を送る施設です。
買い物や食事づくり、掃除など日常生活の動作を一緒に行いながら、認知症の方一人ひとりの状況に寄り添ったケアを提供します。

認知症の方は同じ質問を繰り返されたり、感情の波が大きかったりすることもありますが、根気強く対話を重ねることで信頼関係が深まっていきます。
家庭的な雰囲気のなかで認知症ケアの専門知識を身につけたい方にはおすすめです。

通所介護(デイサービス) ― 日勤中心でレクリエーションの機会が多い

デイサービスは、利用者様が日帰りで通い、食事、入浴、機能訓練、レクリエーションなどのサービスを受ける施設です。
比較的介護度が低い方が中心のため、介護技術に自信がない方でも取り組みやすい環境です。

レクリエーションの企画や進行を担当する機会が多く、行事を考えたり利用者様と一緒に身体を動かしたりすることが日常の業務に含まれます。
日中のみの営業が基本で夜勤がない施設がほとんどですが、事業所によっては日曜日や年末年始も営業しているケースがあるため、休日の扱いは事前に確認しておきましょう。

「介護に向いていないかも」と感じたときの考え方

「自分は介護に向いていないのではないか」と感じたことがある方もいるかもしれません。
しかし、それだけで介護の仕事をあきらめる必要はありません。

実際に「向いていない」と感じる原因の多くは、性格そのものではなく、職場環境や業務内容とのミスマッチです。
介護労働安定センターの調査でも、前の職場を辞めた理由として最も多かったのは「職場の人間関係に問題があったため」(34.3%)であり、介護の仕事自体が合わなかったわけではないケースが多いことが読み取れます(令和5年度介護労働実態調査)。

介護の現場では、年齢も性格もさまざまな職員が働いています。
むしろ、いろいろなタイプの職員がいるからこそ、幅広い利用者様に対応できるのが介護という仕事の強みです。

不安の種類に合わせて職場を選ぶ

「向いていないかも」と感じる理由は人それぞれです。
不安の内容に合わせて、相性のよい施設を検討してみてください。

感じている不安 おすすめの施設・働き方 理由
体力に自信がない サービス付き高齢者向け住宅、デイサービス 身体介護の頻度が比較的少なく、体力的な負担が軽い
職場の人間関係が不安 訪問介護 1対1で利用者様と向き合うため、職場の人間関係に左右されにくい
コミュニケーションに自信がない 特別養護老人ホーム(従来型) 先輩の指導を受けながらチームで業務にあたれる
夜勤ができない デイサービス、訪問介護 日勤のみの勤務が基本
認知症の対応が不安 有料老人ホーム(研修充実の大手)、デイサービス 研修制度があり、比較的軽度の方から経験を積める

まずは介護の基礎を学ぶことから

自分にどの施設が合うかは、実際に介護の知識に触れてみないとわからない部分も多いものです。

介護職員初任者研修は、介護の基本的な知識と技術を130時間かけて学ぶ入門資格です(厚生労働省「介護員養成研修の取扱細則について」)。
研修を通じて介護の全体像を理解することで、「自分はこういう業務が好きだ」「この分野をもっと学びたい」という方向性が見えてきます。

クリエ福祉アカデミーの介護職員初任者研修では、授業のなかでさまざまな介護現場の実情を学べるだけでなく、受講期間中にキャリアカウンセリングを受けることができます。
自分の性格傾向を知りながら、どのような施設が向いているのか、どんな働き方ができるのかを、介護業界に詳しい講師やスタッフと一緒に考えられる環境です。

また、研修修了後の就職先の紹介も行っています。
研修期間中のカウンセリングで把握した性格傾向や希望条件をもとに、一人ひとりに合った施設や事業所を紹介しているため、初めての介護職でも安心して就職活動に臨めます。

さらにステップアップを目指す方には、介護福祉士国家試験の受験要件の一つとなる実務者研修もあります。

無理なく自分の力を発揮できる介護の職場は、きっと見つかります。
まずは介護の基礎を学ぶことから始めてみてください。

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