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【2025年最新】介護福祉士資格の試験概要とおすすめの学習方法

【2025年最新】介護福祉士資格の試験概要とおすすめの学習方法

2025年度(第38回)の試験概要

2025年に実施される第38回(令和7年度)試験は、新しいパート合格制度の導入など、受験者にとって大きな節目となります。
試験日程、出題範囲、受験資格、申し込み方法を整理し、効率良く準備するためのポイントを解説します。

日程と試験地

  • 筆記試験日:令和8年1月25日(日曜日)
  • 合格発表:令和8年3月16日(月曜日)
  • 試験地:北海道から沖縄まで全国35か所

いずれの会場を選んでも、午前・午後の二部制で実施されます。
弱視・点字受験者や EPA 候補者などには 1.3〜1.5 倍の時間延長措置が用意されています。

試験科目と時間配分

午前は「人間の尊厳と自立」「介護の基本」など“人間と社会”と“介護”の基礎領域が中心です。
午後は「こころとからだのしくみ」「介護過程」「総合問題」など、利用者理解と実践力を問う領域が出題されます。

出題は五肢択一を基本とする多肢選択形式で、合格基準は総得点60%程度基準かつ11試験科目群すべてにおいて得点がある者とされています。

同一日の全パート受験は従来どおりですが、2025年試験からパート合格制度が導入され、合格したパートは翌年・翌々年で免除されます。
ただし初年度である第38回は全パート受験が必須なので注意しましょう。

受験資格

受験ルートは大きく分けて「養成施設卒業」「実務経験+研修修了」「福祉系高校卒業」「EPA介護福祉士候補」の四つです。
いずれも令和8年3月31日までに卒業・修了・従事予定を含む点が共通しています。
特に実務経験ルートでは、通算3年以上(1,095日以上)・従事日数540日以上という要件を満たしたうえで、実務者研修(または基礎研修+喀痰吸引等研修)の修了が必要です。
養成施設卒業見込みの方、福祉系高校卒業予定の方も含め、自分がどのルートに該当するのか早めに確認しましょう。

申し込み手続き

受付期間と方法

受付期間は令和7年8月6日(水)〜9月5日(金)です。

  • 初めての受験者や証明書未提出の方
    『受験の手引』を取り寄せ、同封の申込書で手続きします。
  • 過去に受験票を受け取り、受験資格が確定している方
    インターネット申込が可能です。
  • 実務経験+実務者研修ルートで受験される方
    実務者研修実施施設が交付する修了証明書または修了見込証明書と、勤務先が交付する実務経験(見込)証明書等が必要です。
    交付までに時間がかかる場合もあるので早めに取り寄せるようにしてください。
    クリエ福祉アカデミーでは8/31までに実務者研修をお申込みいただければ修了見込証明書を交付いたします。

受験料

受験手数料は 18,380円
インターネット申込の場合はクレジットカードまたはコンビニ決済、紙申込の場合は払込用紙を用いたコンビニ払いです。

受験上の配慮・外国人受験者の手続き

障害のある方は期間内に配慮申請が必要です。
外国籍の方はふりがな付き問題用紙の交付と1.5倍の時間延長を申請できます(EPA候補者は申請不要)。
いずれもインターネット申込の途中で選択するか、紙の場合は別途書類を郵送します。
疑問があれば試験センター配慮係(03-3486-7521)へ早めに相談しましょう。

受験申し込み手続きはこちら

効率よく勉強するための三つの方法

効率よく勉強するための三つの方法

通学(対面講座)

一般的な資格スクールの講座は講師に直接質問でき、学習仲間と刺激し合えるのが魅力です。
メリットは、講師から直接学び質問できる点と、同じ志を持つ仲間と過ごすことでモチベーションを維持しやすい点です。
また試験対策に不慣れでも、合格に近づく勉強法を教えてもらえます。
一人で勉強を続けるのが苦手な人や効率よく試験対策を進めたい人に向いています。

デメリットは、受講費用がかかることと通学時間・手間が必要なことです。
特に、教材費や施設維持費の高騰で受講料が年々上昇しています。
最近では YouTube にも質の高い解説動画が多く公開されているため、費用を抑えたい場合はオンライン動画と市販教材を組み合わせる学習法も有効でしょう。

なお、本年度クリエ福祉アカデミーでは介護福祉士国家試験対策講座の予定はございません。
中央法規出版の模擬試験、対策本(テキスト・過去問・一問一答など)を教室で販売していますので、書籍を実際に手に取って選びたい方はご相談ください。

通信教育

通信教育講座を受講し、自宅で学ぶ方法です。理解しやすい教材が用意されており、初めて試験を受ける方でも取り組みやすくなっています。
提出期限はあるものの、自宅で好きな時間に学習できるため、シフト勤務の方でも時間を確保しやすいでしょう。

一方でスケジュール管理を怠ると教材が溜まりがちです。
月単位で学習計画を立て、オンライン質問サービスや添削指導を活用すると継続しやすくなります。

独学

書店やインターネットで購入できる市販教材や、YouTube等で公開されている動画を用いた学習方法です。
先述の通り、最近では介護福祉士の試験対策動画が多数公開されており、以前に比べて幅広い観点から学習できる環境が整っていると思います。
費用は基本的に2万〜3万円程度の教材購入費のみで済むため、通学・通信教育より出費を抑えられます。

自分のペースで学習計画を組める点が強みですが、モチベーション維持と教材選びは自己責任となります。
最初に過去問を解いて出題傾向を把握し、弱点領域を一問一答や動画解説で重点補強すると効率的でしょう。

国家試験合格者の体験談を紹介

国家試験合格者の体験談を紹介

ケース1 独学で合格したNさん

未経験から介護施設で働き始めて4年になる30代のAさんは、職場の協力を得て無事に受験条件を満たし、国家試験に一発合格しました。
Aさんの勉強方法は独学です。勉強期間は約半年しかなかったため、効率的な勉強法を事前に調査して実践しました。
効果的だったのは①問題全体の把握②ポイントを絞った学習の2点です。
まず過去問と解説集で試験全体を俯瞰し、自分の得意・不得意を把握。次に重点科目を絞って学習し、暗記ではなく「イメージ」で知識を定着させたことが合格につながりました。

ケース2 通学で合格したSさん

10代から介護施設で働き、8年になる20代のBさんは、同僚や先輩に相談する中で「自宅学習だけではモチベーション維持が難しい」と判断し、通学講座を選択しました。
講師のわかりやすい説明で学習の進め方が明確になり、モチベーションを保てたことが合格の鍵だったと話しています。
自宅学習は過去問題を“力試し感覚”で解くスタイルを取り入れ、苦にならず最後までやり抜けたそうです。

就職支援が充実している
クリエ福祉アカデミーで、
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