初任者研修とはどんなもの?

初任者研修は、「介護職員初任者研修」といい、2012年までホームヘルパー2級といわれていた資格です。
介護の仕事をこれから始める方は、できるだけ受講し、取得しておきたい研修です。
高齢化が進む現在、初任者研修で資格をもった職員の需要は年々高まっています。また、介護の仕事をするだけでなく、自分の家族の介護にも役立ちます。

初任者研修は、はじめて介護の勉強をする方向けの研修です。介護職員には、次のようなステップでキャリアアップの道がひらけています。初任者研修は、その第一歩として取得する必要がある資格です。

1.介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)
2.介護福祉士実務者研修(旧ホームヘルパー1級)
3.介護福祉士
4.認定介護福祉士

クリエ福祉アカデミーでは、週に3日間通学し約1ヶ月間という短期間で資格を取得できる「短期コース」や、平日にお仕事などで忙しい方でも資格を取得できる「土曜コース」があります。

初任者研修を修了すればどんなキャリアアップができる?

初任者研修を取得すると有資格者となり、介護の知識が身についていると認められるため、施設によっては資格手当がついたり、給与が上がったりする場合があります。
また、介護の基礎的な知識が身についているため「身体介助」ができるようになるなど、仕事を任せてもらえる範囲が広がります。

待遇面以外にも、介護の実務面だけでなく、身体のしくみ、高齢者の方への接し方など、心と体について両方学ぶこともできます。
さらに、次の実務者研修では、いくつかの受講科目が免除されているため、キャリアアップするまでの道が短くなります。

これからキャリアアップをするためにやっておきたいことは?

初任者研修を修了した方は、ぜひ実務者研修を受講しましょう。
実務者研修は、国家資格である介護福祉士を受験するために必要となるステップです。

実務者研修が修了し、現場で介護の実務経験を3年以上積むと、介護福祉士の国家試験に臨むことができます。
試験に合格して介護福祉士になると、国家資格をもつ介護の専門家として、ほかの介護職員の指導や要介護者の相談を行うなど、介護の現場の責任ある立場で働くことができるため、さらに給与や待遇面がよくなります。

また、介護福祉士の受験資格には、現場での経験が3年以上必要となるため、先に実務者研修の資格を取得しておくと、サービス提供責任者としてケアマネージャーや介護職員とのコーディネート業務を行えるようになるなど、現場でのキャリアアップが効果的に進み、待遇面での前進にもつながります。


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